国産材をふんだんに使った
梅雨の合間とは思われない素晴らしい天候に恵まれた棟上げ
7月3日大安の日に棟上げが行われました。当日は、梅雨とは思われない素晴らしい天候に恵まれ、堀棟梁を始め8名の大工や左官、レッカーの見事な連係プレーに、青空に向かってどんどん伸びて行きます。
最初に建設にあたり棟梁に相談したとき、3つのことをお願いしました。
1 在来工法で建てること。
2 壁は全部土壁にすること。
3 外材をいっさい使わないこと。
これは林業をやっている者の、絶対に譲れないこだわりでしたが、それを快く引き受けていただきました。
組み立てが始まると、下で準備をする棟梁、上で「いの3 ろの4」などと記号読み上げながら組み立てられて行くさまは、まさに木組みの妙としかいいようがない。
@まず最初の柱が立つ A2階の通し柱が立ち、桁でつながれる
B1階部分が終わり、今度は2階を C2階部分が終わり梁が渡される
D最後に棟が組まれて作業を終わる E棟梁が臨時の神主を務め、上棟式が行われる
F最後に餅がまかれ、上棟式が無事終了
ちょっとシャイな堀棟梁
翌日より垂木、そして野地板が打たれる 今度は屋根やさんの手により瓦が葺かれて行く
屋根の作業がようやく終わり、これで一安心