国産材をふんだんに使った

No3 木造住宅建築騒動記
               白松さんちのこだわり住宅

       

設計図をもとに模型作り

 私たち素人では設計図を見ただけで、どんな家になるのかなかなか想像がつかないものです。
ましてや細部にわたって外壁は、内装は、押入は、間取りは、と考えれば考えるほど分からないことだらけです。それなら設計図をもとに模型を作って、そこに家具や流し台を据えることで、使い勝手が分かるのではないかと模型作りに取りかかりました。
 ところが安易に取りかかってはみたものの、家の構造がすべて分かっていないと作れないもので、ここに至るまで相当な時間を要してしまいました。
 しかし、出来上がるにつれ、楽しさとともに次から次へと不便な所が見つかり、しかも大工さんと「ここはどうなるのですか?」と模型で確認をしながら話を詰めることができ、あらためて家を建てる前に模型の必要性を痛感しました。
 皆さんもこんな模型を作ってみてはいかがでしょうか。
 なんだかもう家を一軒造ったような気分になりました。


             
           一階部分            二階部分

     

      宅地の造成も終わり、いよいよ基礎工事が始まります。

生活排水処理について
 トイレと生活雑排水は、敷地内で処理できる無動力、無放流タイプの排水処理システムを取り入れることにしました。
 このシステムは通常の浄化槽部分の他に、約25u程度の面積が余分に必要となりますが、都会ほど負担にはなりません。なにより、処理水を河川に放流しないで敷地内の土壌に還元し、畑を作って野菜や花などが植えられます。捨てれば環境汚染の原因となりますが、土に戻せば大事な資源となります。
 風呂水と洗濯水の処理は木炭を利用して浄化する、昔からの方法を工夫してみたいと思っています。
 家の本体と同じく「農山村ならではの」いいものを今風に工夫したいと話しているところです。

   
                  

今後の予定
 6月上旬 基礎工事
 6月下旬 上棟(予定より1ヶ月遅れたために梅雨が心配)


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