国産材をふんだんに使った

No9 木造住宅建築騒動記
               白松さんちのこだわり住宅 最終回

   
予想を超える仕上がりに、家族も大満足

 平成13年11月15日、待ちに待った新居が予定より15日も早く完成しました。この新築工事に携わっていただいた業者が、実に13業者もあり、いかに多くの方達の手を経て完成に至ったのかを思うと、より一層この家に愛着を感じずには居られません。
 木材の持つ良さと温かみ、そして日本建築のすばらしさをもう一度再認識していただき、このHPが木造建築の普及と木材の需要拡大に繋がればと思っています。
 

無放流方式の汚水処理システム
 今回採用した無放流方式の汚水処理システムは、ブロワーがないために電気代がいらない、維持管理費がほとんどいらない、水を汚さないなどの利点を備えています。
 台所排水とトイレを、このシステムで処理することにしました。また、風呂水は、木炭を使って処理することにしました。

前処理から出た下水はタフガードの中を通って、畑全体に分散される。 タフガードに土が掛けられ、サイホンの原理で土壌に浸潤させる。この作業は安藤さんの指導で、この家の主となる長男を始め家族の手で行いました。
排水がよく有機質の多い土を入れ、バクテリアに分解させる。

この方式を詳しく知りたい方は  TSSシステム   http://www.tss-system.co.jp/


和室の中央には掘コタツが!  12畳の広さを持つ台所は、若夫婦のこだわり
応接室兼書斎の腰板は、我が家自慢の杉材 廊下の檜材は祖父が植えた80年生の檜。
ようやく完成をしました。 後は周辺の整備を残すのみ

 長い間ごらんを頂きありがとうございました。


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