樵屋交流館作り日記 
     
我が家の間伐材で作る手作り交流館

 
誰でも作れる家作り! 製作2009年2月から10月
    100万円の家作り、あなたも作ってみませんか

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中引きの上に配線コードを取り付ける

10月14日
 しばらく休止していた家作りを再開しました。
萩市の日進電気さんにお願いをして、電気工事をして頂きました。
天井を張らずに、梁や中引きをそのまま見せるために、配線コードを、出来るだけ見えないようにするため、苦労をしておられました。

大工の児玉さん

9月29日 床板は寒さと丈夫さを保つために2重とする

9月28日 床板を張る。

9月27日 サッシの枠を取り付ける

作業中の堀さん達

内装に使用される板

10月26日 最後の仕上げ内装
 内装だけは自分でこつこつやろうと思っていたのですが、10月29日から始まるJICA研修に、どうしても間に合わせなければならなくなり、萩市の堀さんと西村さんにお願いをしました。
内装は、我が家に残っていた間伐材の板を寄せ集め、それを片じゃくりして横に目すかしという方法で張り付けました。
板の幅がバラバラですが、これも結構面白いかも。
 これで、後は玄関ドアーを作るだけとなりました。
でも、これが結構大変かも・・・。

10月27日 玄関ドアーを残してほぼ完成。
まだまだ押さえぶちなどを付けなければいけませんが、まずは何とか利用できそうです。

始めての使用はJICA研修の交流会でした。

10月29日 早速樵屋交流館をJICA研修「家畜を活用した地域開発プログラム」で活用しました。
木の香りいっぱいの部屋は、フィリピンの皆さんにはどのように写ったのでしょうか。
 これで皆さんにもゆったりと食事やお話がしていただけることになりました。

庭木のキンモクセイや椿、シャクナゲなどには、それぞれ思い出のある木でしたが・・・。

工事前の庭 80pくらいの段差があり、基礎工事は少し苦労をしそうです。

9月1日 野菜の植え付けもちょっと一段落した今日、念願だった樵屋交流館の宅地造成にようやく取りかかりました。
我が家の間伐材を活用して、のんびりお酒の飲める場所と頂いた骨董品を展示する家を造ってみたいと思い立ったのは今年の春でした。
木材の加工はほぼ梅雨に入るまでに終わっていたのですが、今年は大変な長雨で、なかなか取りかかることが出来ませんでした。
さてこれからどんなことになるやら、楽しみでもあり不安なところでもあります。

室内 4b×6bは20人がゆったりくつろげそう

樵屋交流館を正面より

2月から手がけた樵屋交流館が完成しました。
すべて自分で作ってみようと始めた家作りでしたが、残念ながら車いすのため、組み立て、外装、内装は大工さんにお願いをしました。
大工さんに払った賃金が49万円。半分近くが大工さんに・・・。
どなたか挑戦しませんか。

室内 4b×6bは20人がゆったりくつろげそう

樵屋交流館を正面より

10月29日の朝、ようやく玄関ドアーが完成し、今年の2月から手がけた樵屋交流館が完成しました。
自分の想いと、それぞれの木の思い出をこの家に取り入れ、完成することができました。

9月3日 庭木などを取り除いた場所にバラスを入れて、本格的に整地作業に入りました。
庭との段差を利用して、床下は物置にしようと思っています。
果たして庭との段差がうまく調整がつくのか、少し心配です。
 ユンボーによる整地作業をしていたら、型枠がずれて、補強に思わず時間を取られてしまいました。

庭木類を伐採して整地をしてみると、結構広かったのにびっくり

随分見晴らしが良くなりました。

9月7日 基礎のコンクリート打ちをしました。
朝、9時にまず2立米を持ってきてもらい、型枠の側と柱玉のしたに入れ、午後から3.1立米を打ちましたが、この作業が一番重労働です。
私がユンボーのバケットで受け、全体に移してゆきます。
床束の所の柱玉は、端材としてあった塩ビ管を使用しました。
最後の仕上げが終わった時には、日はとっぷりと暮れていました。

コンクリートを打つ前に、ありあわせの鉄筋を組んで、補強しました。
ビニールハウスのいらなくなった資材も役立ちます。

長張りの板を打つ前に水平を見ます。
ポリバケツに水を入れ、ビニールホースを引っ張っているだけのシンプルなものですが、これが一番性格だと思っています。

 9月4日 我が家の野菜栽培の方が忙しく長男の手が借りられなくなったので、山口市の友人児玉さんの手を借りることにしました。昨日のやり残した基礎工事の長張り作業の続きです。
宅地の水平を出す方法は、昔ながらのバケツ水に入れ、ホースで長張り杭に印を付ける方法です

9月9日 午後よりブロックを並べました。
この家は、玄関側がブロックの上に土台が乗り、後は柱玉の上に柱が立つ構造で、以前の段差をそのまま利用した方法を取りました。
 少しずつ家の形が見えてきました。
後は、アンカーボルトを入れれば基礎工事は終わりです。

伐採直後の檜と皮ガムかけて加工に入った状態

9月5日 家全体の背骨とも言える中引きを、近くの山から切ってきました。
1月頃切っていれば良かったのですが、そのころには家作りが具体化していなかったので、切り時を逃してしまい、ようやく秋の気配も感じられるようになったこの日に伐採をしました。
 皮は簡単にむけるものの、気温が高いので、乾燥するにつれ、カビとの戦いになるのでしょう。
切って見て、もっと曲がりがほしかったです。

家作りの手順

B 6通りに桁を乗せます。

A 次に6通りを建ててゆきます。

@ 柱に大引きをさして、ほ通りから

9月12日
 雨の降る中、家建てを始めました。
そのうちにやむだろうと思っていた雨は、午前中ずっと降り続き、雨合羽を着ての作業となりました。
午後には少しずつ雨も止み、急遽友人の山本さんにも応援を頼み、桁や梁、中引きまであげることが出来ました。

D 中引きをあげます。

9月13日 ようやく棟があがりました。
今日はようやくモヤと棟木があがりました。
本来なら餅まきとなるところですが、そんな大それた家でもないので、すべて省略です。夕方には垂木も半分打ち終わることが出来ました。

C 桁に梁をかけてゆきます。

今日の作業はこれまででした。

垂木も間伐材なので、きちんとした製品とは違い、手間暇は多くかかります。

棟木を収めたところ

10月17日
 玄関周りの壁を張り始めました。
玄関周りは私のこだわりで、退院をしてから自分でやりたかったので、そのままにしておいてもらいました。
 ここの3面は檜の板で鎧壁にすることにしました。
鎧壁は、押さえ縁の加工に時間がかかるので、結構大変な作業です。
でもその分独特の風情があり、わたしは大好きな工法です。

 9月15日坂道で車いすごと転倒し、大腿骨骨折で1ヶ月入院。
この怪我で、HPの更新が延び延びになって申し訳ありませんでした。
 久しぶりに自宅に帰り建設中の家を眺めています。
これから内装や玄関回りは、自分でぼちぼちやってみようと思っています。
 思えば今年の春、山に切り捨てられている間伐材を何とか利用したいと始めた家作り、最初はあり合わせのものでもと思っていたのですが、段々と欲が出て、サッシも立派なものが入りました。

9月15日 野路板の上にルーフィンを張る

9月14日 屋根の野路板を張る

玄関回りと内装を残して、ちょっと休憩

9月30日 外装の目板打ちをする

9月24日 外装を張る。外装はすべて杉板

9月18日 屋根にガルバニュームを張る