Participants of JICA group training course on ”Sustainable Rural Development “ visited Abu town

集団研修「持続的農村開発コース」が阿武町で開催

Memory of a study trip  A meeting at Kikori-ya

研修の想いで 樵屋での出会い
8月18日から20日まで2泊3日の日程で、JICA研修「持続的農村開発コース」研修が、奈古地区や福賀地区で行われました。
この研修は今回が5年目で、最終年度となります。
農事組合法人では、宇久農事組合法人や農事組合法人うもれ木の郷、また第二外海水産試験場、長沢溜池、無角公社などを視察しました。
また今回が最終年度とあって過去4年間の振り返りから、この研修の目的でもあった来た人からも学ぶ双方向の研修の中で、この研修によって阿武町がどのように成長できたかなどを検証しました。

宇久農事組合法人で、小田組合長より説明を聞く研修員

法人の圃場で生産されたカボチャの箱詰め作業を見学

宇久農事組合法人倉庫の前で・・・。左端が小田組合長

鳴き砂を復活させようと、清掃活動に取り組んでいる清ケ浜を見学

山口県外海第2栽培漁業センター視察
海産物の需要が世界中で高まる中、資源を守るための作り育てる漁業について木下外海生産部長より説明を受ける皆さん

防疫上から、長靴や手の消毒をきちんとして、施設内に入ります。

アワビの養殖施設を見学。

室内に設けられたタイやカサゴの養殖施設を見学。

湾の中に設けられている養殖施設。波に揺れて少々へっぴり腰の人も・・・。

職員の皆さんと記念写真

中野さんより灌漑用水長沢の池水利組合と可動堰の説明を受ける研修員。
限られた用水の有効的な活用のための規則と活用方法を説明していただきました。

長沢溜池の水利弁の説明

初日の夕食は、ラマダンに入っておられる方のことも配慮して、少し遅めの夕食となりました。

食事の後、お国の歌や踊りも飛び出し、賑やかな夜となりました。

研修2日目
Second day

農事組合法人うもれ木の郷で、法人設立までの経緯や現状、また方針などを説明される山本組合長、田中事務局長、原さん達
ここでは、農業者自らが考え、議論して取り組み成功した事例と、一方では県や国の施策の中で、今後の担い手確保が難しい現状。 このような議論の中から、自らの力で運営できる民間主導の組織作りのヒントを見つけてもらうのが目的でもありました。

農機具庫に並ぶ大型機械の説明を聞く研修員

無角振興公社の運営などについて説明を聞く皆さん

日本型畜産の事例紹介、耕畜連携について、行政から見た産業振興と差別化された商品開発などに質問が出ていました。

持続的農村開発コース五年間の振り返りではJICA側より中田さんが発表され、阿武町側からは白松がお互いが学び会う双方向の研修が、阿武町の活性化や生長に、どのように影響を与えたか。JICA側にとって持続的農村開発コース研修を五年間阿武町でやった意義と成果は何か

交流会の後、地元ケーブルテレビで放映された研修のようすに見入る皆さん。
研修員の顔がデル度に歓声が上がっていました。

2泊3日の研修を終え、こりやの前で記念写真

写真にマウスを当ててみてください。


JICAの中田さん、通訳佐久間さん、筑波大学の戒能先生大変お世話になりました。
是非またお会いしたいです。

夜の交流会  もっと言葉が通じれば楽しさも心も通じ合えたのでしょうが・・・。

田万川より岡安さんご夫妻が駆けつけてくれました。
これまでラオスなどにも行っておられたとかで、ラオスのサックさんと楽しく会話をしておられました。