うまく撮れていませんか リンゴ狩りの家族です   大切なもの あなたに とどけます
       ものはら果樹園   kamonohara orchard 
  山口県阿武郡萩市 弥富 蒲原 / 小川 平山原 〒759-3302 電話 08387-8-2016 fax8-2223

  無農薬かも米  超低農薬米  のページだよ

まあ ちょっと きいてぇね  米作りのはなし

カモ太が案内します

稲の芽  みずみずしい
 かものはら果樹園は、「果樹園」ってなっちょるけど  本当は 田んぼの米作りが主じゃったんです   1985年に高知から宮内きんじが萩に帰ってきて  87年から弥富に住むようになりました    それから  だんだん自分で米を売るようになって  今では全て自分で販売するようにナっちょリます   私らは その協力に駆けつけちょるんです   

宅急便で届いたばかりのアイガモ
 はじめは 小学校のときの先生から カモを飼ってみんか と  誘われたのが きっかけ  九州から雛を取り寄せたんじゃけど 全然水に入らんかったらしい   それでその先生が買っていた  島根の川本町の市川農園の ”真鴨” を取り寄せてみたら  これが丈夫ですぐに水に入るし  ようはたらいたんで  以来ずっと おつきあいしておりました   
 ところが  2002年突然  もうやめる という連絡が入って  がっくりきました   気を取り直して 今は千葉県の椎名人工孵化場のアイガモを入れています   
    
 我が家の田んぼの面積は 60a(6反)   請け負っている田んぼが40a  あわせて1f   そのうち アイガモによる無農薬田んぼが 55アール です    あとは超低農薬米です 

レンゲの田んぼで  自分が肥料になるのかな05/05/03

 かものはら でつくる米の
  

品種


 
牧田コシヒカリ
ミヤタマモチ
         

 コシヒカリといっても  牧田コシヒカリ です  
 民間の育種家がコシヒカリから選抜したもので  味がよくて  つくりやすいのが特徴です  稲の背丈が短く  倒れにくい  


 ミヤタマモチは がっちりした稲です
 10月に収穫します   大粒なのに  肌理の細かい  とても美味しい餅ができます   アイガモ栽培とミヤタマモチは相性がいい   少し晩生なので  カモを長く田んぼに入れておくことができるからです  



1f全部レンゲが生えています 息子の一人
肥料

レンゲ

 です
 かものはら田の肥料はレンゲです  マメ科の根には根粒菌がつきます  根粒菌は空気中の窒素を固定し レンゲの植物体内に供給します  それを鋤き込めば 窒素肥料は十分に賄えます  空気が肥料ともいえます  空気の80%が窒素です  その他の微量成分は 土や水 くず米などで補います  私の活躍する田んぼでは 私たちが草を食べて排出する糞もよい肥料になっています

こだわりの  無農薬  超低農薬  の  米作り
 
@ものはら の 米作りは こだわりの  無農薬  超低農薬  です 
 
 今年の田植のときの話です  無農薬のカモ田に 育苗ハウスから園長が苗運びをしました  田植え機に乗って田植をするのは宮内きんじ代表です  ところが せっかく運んだ苗の中に  育苗箱で施用する農薬がかかっているものが10枚混じっていました  代表は500m先から 歩いて育苗ハウスに帰り 農薬のかかっていない苗を運びました   また 歩いて  田んぼに帰り 田植を続けました   農薬のかかった苗は もちろん 持ち帰り 廃棄しました   苗も農薬も手間も  無駄になりました  でも  無農薬 というからには うそはつきたくないのです  代表の ”こだわり ” を  私たちカモたちも よく知っています      
栽培履歴   @ものはら の コメの栽培履歴を お知らせします  
 日付 無農薬アイガモ米 超低農薬米
05年 4月12日   種籾 温湯処理  種籾 温湯処理
温湯処理     60℃の湯に 種籾を 10〜15分  漬けて 病菌や害虫を  不活性化します  種籾のときから 無農薬です   
 種籾の「消毒」で農薬を使うことが 食べるコメの安全に どれだけ影響するのか  全くといっていいほど 関係ないと代表は思っています 

 でも 無農薬 超低農薬というからには 少しでも 使用する農薬を減らそうと できることはやっています  

 農薬代の 節約 には なりますね
 
 
4月20日 種まき 種まき
発芽・プール育苗 発芽・プール育苗
   
5月 3・4日    荒起こし   荒起こし
5月 7・8日 草刈 草刈
5月15日 荒代かき 荒代かき
5月17・18日


畦塗り
畦塗り

 水田稲作での最も重労働の一つ  一枚一枚の田んぼの畦塗りは 一年の水持ちを左右する  モグラとの戦いでもある
5月21日 アイガモ到着


千葉県の椎名人工孵化場から
5月22・23日 植え代かき 植え代かき
5月22・23日 田植
田植

箱苗施用薬剤アミスタープリンスを散布

アミスターは殺菌剤紋枯病に効果あり
プリンスは殺虫剤 ヨコバイには効かない

施用基準は一つの苗箱に50g
でもわが代表は20gしかまかない
それでもまあまあの効果らしい

5月28日 除草剤(ダイナマンL)散布
5月29日
田植まつり

新日本婦人の会萩支部の人たちと田植交流
5月31・6月1日 アイガモ水田生活練習
6月2日 アイガモ水田生活開始
6月12日

大きくなりました  もうカラスもとりません
2週間で4倍ぐらいになっています
初めての雨も経験しましたが
無事に過ごしました
 
稲も大きくなりました
7月14日
2か月でカモっ子らも稲も大きくなりました
新日本婦人の会が田植した田んぼです

椎名人工孵化場から来た仲間は
とても丈夫で大きくなります
 よく食べます
家の前の田んぼとは別に40eカモ田があるんですよ
その田んぼは草が無くなって
腹が減った仲間たちは囲いを破って
よその田に入って迷惑を掛けています
7月29日
出穂が始まりました
まだ走り穂です
これから八月初めにかけて出揃います
今年は少し早いですね
 
 このあたりでタテハマキという蛾の幼虫が食害しました  もう成虫になって抜けています  よその田んぼには見られません  無人ヘリコプターの空中散布が行われたからです うちでは農薬はかけません

 25日 500bはなれた田んぼからカモ達を連れて帰りました  道路を歩かせましたが、暑い日中だったため、半分途中で川に降りてしまいました  息子2人と下の娘二人が手伝ってくれましたが 暑いのと いうことを聞かないカモに腹を立て  大きな声をだしました  近所の人も手伝ってくれました  みなさん 迷惑をおかけしすみません この場を借りてお詫びします
9月11日
みなさんに植えてもらった田んぼです  下の田から我が同輩たちが草取りに来ていました  9/23に刈取り予定
9月11日の田んぼ
9/11の田んぼです  すっかり色づいて刈取りを待つばかり  台風で倒れました
9月17日  
9/16日から刈り始める 
   
刈り取ったモミはダンプカーに載せて乾燥機に運ぶ
9月20日

田植をしてもらった田んぼです 下の田からカモが上がってきて草取りをしてくれました

良くできたので台風で倒れました
9月23日

 18日に骨折したため従兄弟や友人が稲刈りをしてくれました
 
従兄弟が籾摺りをしてくれました  この後稲刈り  写真を取るのがやっと  後は寝ていました

すぐに冷蔵庫に積み込みます

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